Raspberry Pi Zero WをUSB OTGでsshしてみる
あけましておめでとうございました
これも今年で4回目と思うといい加減反省せぇよと思うが、まぁ無理をしても仕方がない。ふんわりいこうよ。
まさかのRaspberry Pi
別にゲーム制作をあきらめたわけではないというか水面下でFusion360やらBlenderの練習をしてたりキャンプ道具を3Dプリントしてたりするので進捗ゼロではないのだがそれはひとまずおいておき、本業でRaspberry Piを扱う可能性が出てきたので、今回は学習がてら記事にしたいと思った次第。まぁ、いつもの備忘録。
とはいえ、オープンソースやプロトタイピング関連のネタはすぐ陳腐化するので、あまり信用しないでね、未来の俺。
Wi-Fiつきなのに初期状態でWi-Fi接続できないジレンマ
今回使用したのは、Raspberry Pi Zero W(正確にはWH)。
HDMI端子を備えているが、このサイズのコンピュータボードにモニタを繋げるのは無粋というもの(偏見)。従って、ターミナルで接続となるわけで、インストールOSはGUI抜きのRaspberry Pi OS Liteを選択。
というかRaspbianがいつの間にか改名してるの知らなんだ。
さて、Raspberry Piのネットワーク接続は一般的にWi-Fiでの接続になるかと思うが、我が家のWi-FiはMACアドレスフィルタリングを行っているので、接続のためにはMACアドレスを知る必要がありMACアドレスを知るためにはifconfigする必要がありifconfigするには接続する必要がある。完全なデッドロック状態だ。
「一時的にMACアドレスフィルタリング切ればいいじゃん!」
確かにその通りだが、そもそもこれは本業の予行演習である。社内ネットならばおいそれと設定変更できるものではないし、それ以前にRaspberry Piを社内ネットに繋ぐこと自体が難しい。尚更、Wi-Fi以外の接続手段が必要となる。
USBがあるじゃない
GPIOもあるのだが、ここはひとまずおいておこう。USBケーブルならそこらに転がっているが、GPIOは配線加工が面倒だからな。
というわけで、USBでOTGする具体的な方法がこちら(いつもの他力本願)。
そしてsshで接続すると、"Permission denied, please try again."の文字。は?
"SSH"はいらない
あ、空ファイルのほうね。
インストール時の設定でssh使用の有無を変更できるようになった模様。
ホント、この手の情報は陳腐化が著しい。
というわけで、無事にifconfigでMACアドレス取得完了。
あとは、フィルタリングリストに加えてRaspberry Pi側のWi-Fi設定をすれば、Wi-Fiで通信可能である。めでたしめでたし。
ちなみに
ここに至るまで、実はひと悶着あった。USB接続してもデバイスが認識されなかったのだ。
原因はとても単純。使っていたUSBケーブルが充電専用品だったこと。整理大事。